読書感想文の書き方

夏休みですね。
私も現在人生の夏休み中です。

毎回しょうもない文章を書いておりますが、
今回は、地元の県の読書感想文の金賞を数回取ったことのある私が

夏休み秘伝
「先生ウケがいい読書感想文の書き方」を伝授しようと思います。


≪Lesson1 本の選び方≫
課題図書があったりする場合がありますがまずは読書して感想を書くための本選びから。感想文が書きやすい本を選ぶのがポイントです。
おススメは、、、

①偉人伝、伝記

ヘレン・ケラー (おもしろくてやくにたつ子どもの伝記)

ヘレン・ケラー (おもしろくてやくにたつ子どもの伝記)

野口英世―子どもの伝記〈1〉 (ポプラポケット文庫)

野口英世―子どもの伝記〈1〉 (ポプラポケット文庫)

②ノンフィクション

増補新訂版 アンネの日記 (文春文庫)

増補新訂版 アンネの日記 (文春文庫)

まず、絶対「ハ○ー・ポ○ター」とか「ダ○ン・シ○ン」とか「西の魔○がタヒんだ」とか物語系・ファンタジーは選んじゃだめです。
とにかく書きにくい。ただそれだけ。

伝記系は正直なところ、飛び道具みたいな感じですが夏休みの宿題の読書感想文自体が宿題界の飛び道具みたいな感じだし、「伝記ものはダメです」っていう指定がなければ
伝記が一番書きやすいです。


≪Lesson2 文章の書きだし≫
まず、文章は基本的に「起・承・転・結」で書いたほうがわかりやすいし
まとまりのある文章になるんですよね。

読書感想文の場合は、

起・・・私はこの本を読んでどう思ったか(純粋な感想)

承・・・なんでこういう感想を思ったのか

転・・・この本を読む前は自分はどう思っていたのか

結・・・自分の実体験があって、やっぱりこの本を読むとこういう感想になりました

こういう構成にして書くと、読書感想文自体がまとまりのある文章になるし
たぶん、指定された文字数や原稿用紙の枚数に届くと思います。

ポイントは必ず結論から書く!!!起・・・私はこの本を読んでどう思ったか(純粋な感想)と、結・・・自分の実体験を書く!!!!

さっき、ファンタジーはやめた方がいいと書いたんですが、
結の部分で、自分の実体験を書いて、自分の感想に具体性というか説得力を持たせることができるんですね、
ファンタジーって基本的にファンタジーなので、主人公とおんなじ体験とか経験をすることってあんまりないんですよね。読んでて楽しいけど、同じ経験はできない、っていう。
生い立ちとかから物語始まるし、そもそも生い立ちが両親やられていてムリゲーからのスタートやんけ!ってなるんですよね。

だから、伝記ものだと、「自分もケガをした」「友達とケンカした」「勉強がんばってる」とか大体自分にもちょっと当てはまることがあったりするので、だから本に書いてあることに共感して、自分の経験を足してあげると読書感想文の精度がグッと上がります。


≪Lesson3 あとはひたすら書く!コピペはしない!≫

文章の構成を頭にいれたら、あとはひたすら書くのみ!!
起(10%)承(40%)転(30%)結(20%)くらいの割合で書いていきましょう。

あと、ほんとにコピペはダメです。読書感想文の引用は1文を「」で囲んで、多くても2、3箇所にとどめておきましょう。

あくまでも、あなたの感想を先生は求めているのですよ!!!


以上!!!