部活をしていた時のとくにおもしろくもない話

今週のお題「部活」

私は中学も高校もソフトボールをやってた。
これを言うと大体の人は私がとても活発な女学生で、
アクティブで、とても青春を謳歌した青春時代を過ごしていたと思うだろう。

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けど現実は、大してソフトボール好きじゃないし、
どちらかというと家が大好きなインドアだし、
6年間ソフトボールをやってきて身についたのは、太い足と日焼けしやすい肌と
生きていくのにさして関係ない長距離を走る持久力だ。


限界集落から通っていた中学は全校生徒100人くらいしかいない中学で、
なんか部活をやらないとハブられちゃうような感じで仕方ないからなんか入らなきゃいけなくて
でも体育部しかなくて野球は割と好きだったからソフトボール部に入った。

同級生も結構入って、いい感じだったんだけど上下関係がマジきつくてめっちゃだるかったけど
仕方ないからダラダラやってた。

中学は割と強くて、なんか頑張ってたはず。
足が遅くて、守備したくなさ過ぎて一番ボールが飛んでこなくて
守備が楽なのはピッチャーだと気づいて頑張ってピッチャーになった。(ゴロすら拾いたくなかった)

私の学年の代はクラスのリーダー格の女が仕切っていてそれがまたスゲーめんどくさい
テンプレなクラスのリーダー格の女って感じでめんどくさかった。
でも何がめんどくさかったのかよく覚えていないのだけど、
なんか私にムカついてたらしくて、同学年の部員10人全員集めて私のヤなとことか言い合う会を
設定しやがってメンタルをズタボロにされた思い出しかない。

その会に参加した子とは今でも細々と交流はあるけど、そのリーダー女とは現在全く交流はない。


やっと高校に入って、文化部に入って青春を謳歌しようと思っていたら
ソフト部の先輩が高校でもソフトやってて、ほぼ無理くり入部させられた。
でも部員が2個上の先輩8人しかいなくて、1人私が入って6月の夏の大会終わったらこの部活廃部になるよって
言われて、まあお世話になったし(一応)4月から2か月やればいいのかと思って入部したら自分の代で5人も入部しやがって
結局3年間やるしかなくなった。

田舎の高校だからよほどの理由がないと部活辞めれる空気がなくて、とりあえず適当になんとか3年やった。
高校は中学と違って、地区予選がなくてそのまま県大会になるんだけど弱すぎて大体1回戦で負けてた。
全然悔しくもなんともないのに3年の最後の夏の大会はみんな泣いてて、なんか勢いで私も泣いて、
ああー泣けるものなのかと思った。

みんなは悔しかったとかずっと頑張ってた部活が終わるから悲しくて泣いてたかもしれないけど
私はなんかあっけなすぎて泣けてきた。6年もやってきて最後の試合が優勝候補とやってコールド負けとかあっけなさ過ぎた。


もっと本気でたくさん練習してたら強くて、もっと違ったかもしれない。
いつもそいういう話を幼馴染と話したことがあった。
でもその時はたぶん私たちは一生懸命だったんだよ。


ありがたいことに、部活をやっているときは大きなケガもしなくて
でもそういう勲章みないなものが無いのもちょっとさみしい。